カテーテル手術を受け、病院で年越しでした。

25日のお昼頃から肩甲骨の付け根あたりがだるくて重い感じでした。

いつもの肩こりだろうと思い、カイロで温めて横になるとちょっと楽になった気がしました。

夕方になっても”だるおも”が取れず、胃のむかつきのような胸の痛みも少しありました。

土日になってしまうので今日(金曜日)病院に行っておいたほうが良さそう。

かかりつけのお医者さんに診察して頂き、心電図を撮ることになりました。

2年前に撮った波形に比べ、少し異常が見られるので心臓専門病院に行くことを勧められました。

乗ってきた車は置かせてもらって、救急搬送になりました。

救急車を待っている間、ニトロをもらって舌のうらに含んだら少し楽になりました。


ストレッチャーでハートセンターに運び込まれ、心電図、レントゲンを撮ったところで担当医師から「急性心筋梗塞です、今から直ぐにカテーテルを入れるので身内の方を呼んで下さい」と言われました。
救急車を呼んでもらうのと同時に搬送先を妻には連絡してありました。

この時は気が遠くなるほど苦しい訳でも無かったのですが、一刻を争うかなり危ない状態だったそうです。

真夏の無風状態の中、テン泊装備で歩いた三ノ峰や双六の登りのほうが数倍苦しかったと思います。

石灰沈着性鍵盤炎になった時の左肩の痛みに比べれば5分の一とか10分の一程度だと感じていたので、死の序曲にしてはずいぶん弱い苦しみや痛みだったと思います。

衣服を全て脱ぎ、陰毛を剃り、尿管を通され、点滴が左腕に入りました。

右手首の動脈と、右足付け根の静脈に局部麻酔がされカテーテルが通されました。

右小指を伝ってターッと流れ落ちる血液の感触はよく判りました。

こいつが点滴を介して体に戻ってくるのか?いいや、戻ってくる雰囲気じゃないなぁ。

と妙に冷静でした。

あそこの横やら脇の内側を何かがごそごそ動くのは痛くは無いけれど妙な感じです。

心筋を覆っている血管の状態を見ながら、血管の内側を削ったり、ステントと呼ばれる金属ネットを挿入したり、次々と処置が進みます。

一ヶ所処置が終わる度に「お昼に最高に痛かった痛みを10とすると、今は幾つくらいの痛みですか?」と聞かれ、「今は3くらいですよ」と、会話をしながらの手術です。

2時間半の手術で痛みや”だるおも”はピークの10分の一以下になりました。

右手動脈の止血バンドが強烈に〆てあるので、心臓うんぬんよりこちらの痛みでその晩は一睡もできませんでした。

朝方、止血バンドを緩めてもらって、30分くらいはウトウトできた。


痛みは無いのですが手術直後の心臓は焼け野原状態なのだそうで負荷は禁物。

術後24時間は絶食、ベットから起き上がることも禁止され、ただひたすら集中治療室の天井を眺めて2日間過ごしました。

水はナースコールをしてストローで飲ませてもらってました。

尿管を通してあるので尿意というのは感じないまま垂れ流しです。

出した感覚は全く無いのに一日1リットルほど溜まっていたそうです。

[PR]

by t-pastel | 2016-01-07 06:43